Appleのサプライヤー、Foxconnが部品不足は2022年まで続くと警告
The Verge
2021年3月30日
電子部品の世界的不足は続いており、Appleなどの大手テクノロジー企業の製造を担当するフォックスコンは、不足の影響が出始めていると発表した。フォックスコンのCEO、ヤング・リュー氏によると、同社は不足のため一部の注文を履行できず、少なくとも来年の第2四半期までは続くと予想していると日経新聞が報じている。
「当社の顧客はいずれも非常に大手であるため、今四半期の最初の2か月間の[供給]はまだ良好だったが、今月から変化が起こり始めた」と劉氏は同社の最新の収益報告会で投資家に語ったと報じられている。
少なくとも今のところ、欠品の影響は大きくないと見られている:劉氏は、顧客の注文量が多いことを理由に、部品不足が原因で同社が受注を逃すのは10%程度にとどまるだろうと予想している。しかし、フォックスコン、ひいてはAppleのような顧客にとっては、遅延との闘いを余儀なくされる可能性がある。
Foxconnはまた、COVID-19パンデミックの真っ只中にあった昨年春、政府の強制的な操業停止と工場労働者の隔離に伴い、製造に遅れが生じた。こうした遅れはサプライチェーン全体に波及し、AppleのiPhone 12ラインナップの発売が例年より遅い11月となった。それに比べれば、現在の遅れはそれほど劇的なものではなさそうだが、部品の入手が困難な状況が続けば、年後半に遅れが生じる可能性がある。
フォックスコンは、次世代ゲーム機から自動車に至るまで、あらゆるものの生産を遅らせている、現在進行中のチップと部品の不足を訴える最新の企業である。今月初め、Samsungは、現在進行中の世界的なチップ不足に対処するため、半導体業界における「深刻な不均衡」を投資家に警告した。 Ford、Volkswagen、 日産自動車、トヨタ自動車などの自動車会社は、シリコンの供給不足のためにトラックや自動車の生産を減速せざるを得なくなっている。ソニーとマイクロソフトの両社は、PlayStation 5とXbox Series X の購入が不可能に近い状況の主な要因として、部品不足を挙げている。また、PC用グラフィックカード のアフターマーケットの価値は、前例のない品不足と需要の組み合わせにより、2倍、3倍にもなっている。