2月の世界半導体売上高、前年同月比14.7%増


半導体産業協会

2021年4月5日

半導体産業協会(SIA)が本日、2021年2月の世界半導体業界販売高が396 億ドルで、2020年2月の合計345億ドルより14.7%増、2021年1月の合計400億ドルより1.0%減であったと発表した。月次販売高は、World世界半導体貿易統計(WSTS)組織 が集計し、3ヶ月移動平均を表している。SIAは、売上高で米国半導体業界の98%を代表し、米国以外のチップ企業のほぼ3分の2を代表している。

SIA社長兼CEOのジョン・ニューファー氏は「今年最初の2か月間の世界の半導体売上高は、世界の一部でパンデミックが広がり始めた2020年初頭の売上高を上回った」と語り、「中国市場への売上高は前年比で最大の伸びを示したが、これは主に昨年初めの同国での売上高が大幅に減少したためだ」と述べた。

地域別では、すべての市場で前年比増となった:中国(18.9%)、アジア太平洋・その他(18.2%)、米州(9.7%)、日本(7.6%)、欧州(6.8%)。前月比では、アジア太平洋・その他(1.5%増)と欧州(0.8%増)が増加、中国は横ばい、日本(3.4%減)と米州(5.9%減)は減少した。