IC不足はノートPCやゲーム機の需要が落ち着くまで続くとフォックスコン会長


DigiTimes

2020年11月16日

Foxconn Technologyの会長であるヤン リュー氏によれば、ノートパソコン、ゲーム機、その他の家庭内経済を支えるデバイスの端末市場の需要が鈍化するまで、部品、特に8インチ工場で製造されるICの不足は緩和されないといいます。

リュー氏によれば、IC部品の供給不足は、チップベンダーのウェハー生産能力不足と、パンデミックによる旺盛な在宅需要の持続によるものだといいます。

リュー氏は、8インチウェハー工場が短期的に需要を満たすために生産能力を追加することは困難であり、このような工場で製造されるICの不足がいつまで続くかは、消費者市場の需要次第であると続けました。

2020年初頭に中国でCovid-19が勃発して以来、機械部品や電源からLCDドライバIC、電源管理IC、その他の周辺ICに至るまで、部品不足がエレクトロニクスのサプライチェーンを悩ませてきました。

アメリカやヨーロッパでは最近パンデミックが再燃しており、リモートワークや学習用アプリケーションの需要が高まり、部品不足が長期化しそうです。