Intel、GlobalFoundriesを約300億ドルで買収交渉中
ロイター
2021年7月15日
Intel社(INTC.O)が、半導体メーカーのGlobalFoundries社を約300億ドルで買収する方向で交渉中であると、 Wall Street Journalが木曜日に関係者の話として報じた。
報道によると、GlobalFoundriesの広報担当者はWSJに対し、Intelとは協議していないと語っており、いかなる取引交渉にもGlobalFoundriesは直接関与していないようだ。(https://on.wsj.com/3yXFQLU)
半導体不足が世界中の産業の足かせとなっているなかでの交渉である。取引が成立すれば、需要がピークを迎えている時期にIntelがチップの生産を増強することができる。同社は、深刻な供給不足のために事業の継続に苦慮している自動車メーカー向けにチップの生産を開始しようとしている。
Intelは、自社でチップを設計・製造する半導体業界最後の企業のひとつであり、今年初めには、200億ドルを投じて米国内の工場に投資し、高度なチップ製造能力を拡大すると発表した。
Intelは、台湾のSemiconductor Manufacturing Co Ltd(2330.TW)や韓国のSamsung Electronics Co Ltd(005930.KS)と競合しているため、外部のチップ設計者に工場を開放する意向だと述べた。
アブダビの政府系ファンド、Mubadala Investment 社が所有するGlobalFoundries社は、米国、欧州、アジアに製造拠点を持つ。
ロイター通信は6月、関係筋の話として、Mubadalaが年内にGlobalFoundriesの上場を検討していると報じた。(https://reut.rs/2UQD0cK)
GlobalFoundriesの顧客には、10年以上前に分離独立する前の親会社であるAdvanced Micro Devices社(AMD.O)も含まれており、この関係はIntelとの取引について独占禁止法上の疑問を呼び起こす可能性がある。
Intelはコメントを拒否し、MubadalaとGlobalFoundriesはロイターのコメント要請にすぐには応じなかった。